坂田さんはえびの市出身で、現在は串間市在住。
2016年にえびの市起業支援センターに入室し、「マイスター・パネル・メンテナンス宮崎」という事業名で太陽光発電パネルのメンテナンスの事業を展開しています。

高校までえびので暮らしていた坂田さん、宮崎市内の短大卒業後、中学校教員として串間・日南で働いていましたが、3年前に早期退職します。
その後、実家にあった空き地を利用して太陽光売電を始めたそうです。

太陽光パネルに落雷!その経験が事業開始のキッカケに

そして2年程前、太陽光パネルに雷が落ちるというアクシデントが発生しました。その際、太陽光発電の復旧やメンテナンスなど、いろいろと大変な思いを経験。その経験を通して「太陽光パネルのメンテナンス」の重要性を感じ、太陽光メンテナンスの事業を始めようと思い立ったそうです。

また、太陽光エネルギーに係る法律である「FIT法」の改正も事業を始めた理由のひとつなのだとか。

2012年に施工されたFIT法後、太陽光発電を行なうパネルの設置が増えました。そして、2017年4月から施行された「再生可能エネルギー特別措置法の一部を改正する法律(改正FIT法)」では、きちんとしたメンテナンスなどを事業者に求め、安定的な運転がおこなわれるようなしくみが設けられています。

つまり、太陽光発電をしている事業所は、メンテナンスをしないといけないと義務づけられた形です。
このFIT法改正による太陽光パネルのメンテナンスの義務化も視野に入れて事業を展開しています。

発電状況を把握するため専門的な機械を導入

太陽光パネルの洗浄をメイン事業としている坂田さん。太陽光パネルの洗浄など、メンテナンスをしっかり行っていくことで、売電量のアップ、発電効率も回復するそうです。

また、洗浄だけではなく、メンテナンスの一環でセルラインチェッカーやストリングトレーサーという専用の機器で太陽光発電の発電状況を測り、発電状況を把握。どの部分に支障があるかを判断して、太陽光の施工会社・事業主へのレポート提出まで行っているそう。

メンテナンスを謳っている施工業者によっては、このような専用の機械を持っておらず、普通の電圧測定器しか持っていないところもありますが、それでは発電状況を詳細に把握することが出来ないそうです。

低コストで確実なメンテナンスを目指す

坂田さんの会社「マイスター・パネル・メンテナンス宮崎」では、太陽光パネルに合った洗浄方法をおこなうことで費用を抑えることが出来るといいます。
また、太陽光パネルは経年劣化していきますが、正しい洗浄方法でメンテナンスを行えば、劣化を防ぎ、発電力も回復するそうです。

洗浄の方法は、トルマリン(電気分解した洗浄液)でパネルを洗い、「純水」を用いて、人の手で一枚一枚拭き上げる作業を行います。その方法が一番パネルに負担がない方法だそうです。

大きな洗浄用の機械だと、一律の掃除の仕方なので、鳥の糞など細かい汚れが綺麗にとれなかったり、水を大量に使うなどのデメリットがあるそう。坂田さん洗浄方法であれば、使用する水の量も抑えらるし、自然界にも優しい洗浄液なので環境にも配慮されているそうです。

相談できる環境があるから助かる

マイスター・パネル・メンテナンス宮崎では、基本的に大きい太陽光発電施設(メガソーラー)ではなく、野立てで個人の方がやっている発電施設を対象にサービスを展開しているそうです。

メガソーラーはきちんとした施工業者が付いているので、メンテナンスを自分でできる業者が多いですが、個人でやられている方は、メンテナンスまで手が回らずに、故障や発電力の低下のリスクが大きいからだとか。


この太陽光パネルのメンテナンス事業、最初からしようと思っていたわけではなく、流れに任せて始めたそう。なので、最初は不安もありましたが、このえびの市起業支援センターに入室できて、色々と相談できる環境があるので助かっている、と話してくれました。

ゆくゆくは、地元雇用を目指すと語る坂田さん。

これからの事業拡大に期待しています!

 

マイスター・パネル・メンテナンス宮崎の情報はこちら

ホームページ:http://meister-pm.com
代表社員:坂田優子
所在地:宮崎県えびの市永山29番地
TEL:0985-89-2401
携帯:080-5288-3917
FAX:0985-89-2317